代表メッセージ
はじめまして。代表の杉原です。
私は、これまでサラリーマンとして教育やIT情報処理サービスを手がける会社で働いてきました。
2020年、ちょうどコロナ禍が始まった夏に介護施設に入居していた父が亡くなりました。コロナの影響で面会も出来ない状況が続いている中での突然の出来事でした。
私は、「父親が亡くなる前にもっと出来ることがなかったのか…」「果たして父親は充実した人生を送ることができたのか…」など自分の中で何度も自問自答を繰り返しました。
そんな時に友人から、住み慣れた自宅で療養することが出来る「訪問看護」という仕事があるということを聞く機会がありました。
そして、訪問看護で実現することが出来ることを調べていくうちに、今後の自分の人生を賭けてこの仕事に関わっていきたいという気持ちが強くなり、新たに会社を立ち上げることを決意したのです。
会社名であるSGサービス株式会社のSGとは、Social Good、社会にって良いサービスを提供していきたいという想いが込められています。
人生100年時代を見据え、高齢者が安心して生活ができて、充実した人生を過ごすことが出来るように訪問看護をはじめとして様々な事業に取り組んでいきたいと考えています。
ブルーベリー訪問看護リハビリステーションを立ち上げた理由
我が国では、少子高齢化が進行しており、約800万人の団塊の世代が後期高齢者になる2025年も間近に迫っています。
急増する医療や介護を必要とする人々を支え続けるために国は、保険・医療・福祉制度の中心を「医療」から「暮らしの支援」にシフトし、高齢者が住み慣れた地域で最期まで生活できるよう「地域包括ケアシステム」の構築を進めています。
こうした状況に対応していくために世田谷に「ブルーベリー訪問看護リハビリステーション」を立ち上げました。
ブルーベリーをステーション名にした理由は、ブルーベリーの花言葉が「思いやり」や「充実した人生」といった意味があり、私たちの思いと一致していることが大きな理由です。
また、ブルーベリーは健康食品としても知られており、人々を健康にするための手助けをしていきたいという思いから「ブルーベリー訪問看護リハビリステーション」と命名しました。
すべての人が充実した人生を送れるために
訪問看護ステーションは、新たな地域共生社会を目指す上で不可欠なサービスです。訪問看護ステーションで働くということは、病気や障害を抱えた療養者の人生に関わるということを意味します。
「どんな病気や障害があっても、住み慣れた街で自分らしく生きたい」というご利用者様やご家族の思いを受け止め、それを実現させていくことが私たちの仕事です。
そして、そのためには、支援者である看護師、療法士自身が心身ともに穏やかで満たされた状態である必要があります。
当社の目標として挙げているSDGs宣言を達成するためにもスタッフである医療従事者が安心して長く働ける、持続可能な事業所作りが最重要事項だと考えています。
これからの時代、すべての人が充実した人生を送れるためには、支援サービスを提供する側が誰よりも幸せであることであることが重要です。
私は、会社の代表として、ブルーベリーで働いていただいているスタッフの皆さんには、他のどのステーションよりも良い条件で働いていただけるように、給与や休日などの労働条件の改善を継続的におこなっていきます。
もちろん仕事だけでなく、ワークライフバランスやご自身の目標、将来目指していきたいことなどにも柔軟に対応していきます。
将来のキャリアップを考えている方、子育て中の方(ブルーベリーには、子育てをされている看護師さんが何人もいらっしゃいます。)、ワークライフバランスを重視したい方など様々な立場の医療者が安心して長く働ける職場作りを進めていきます。
もちろん、まだまだ新しいステーションで至らない点も多々ありますが、多くの看護師さんや療法士さんにブルーベリーで一緒に働いきたいと言っていただけるようになることを目指しています。
ソーシャルグッドなサービスに取り組みませんか?
今後の展開として、高齢者向け施設や、障害者向けグループホーム、さらにナーシングホームなどの施設を運営することで、社会に役立つサービスを展開していきたいと考えています。
当社の考えに賛同していただき、一緒にソーシャルグッドなサービスに取り組んでいただける方々と一緒に仕事ができると大変うれしいです。
どうぞ、よろしくお願いします。
ブルーベリー訪問看護リハビリステーション
SGサービス株式会社 代表取締役 杉原 彰